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コバルトブルーとイルカの島 小笠原大冒険ツアー』レポート

2007年7月24日(火)〜29日(日)実施

【7月24日(火)】1日目
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前日の雨がウソのように抜けるような青空。
 昨年より始まった、そらまめキッズアドベンチャー夏休み大型企画が今年も無事に催行されることになりました。今年は『小笠原大冒険ツアー』と題し、5泊6日の長期ツアーです。
目的地である父島は東京都内ながら、都心から1000kmも離れた場所にあります。空路は無く、船での旅になります。目的地までの所用時間は25時間!!一日以上を船で過ごさなければなりません。みんな大丈夫かな?
 長い期間親元を離れ、チョット寂しいけれど、みんなと一緒にコバルトブルーの海への期待に旨膨らませた顔が集合場所である竹芝桟橋に集まりました!

 

いろいろな場所から一同に介すわけですから参加メンバーはよそよそしい顔です。しかし、そんな不安はすぐに解消!子どもたちの力ってスゴいですね!自己紹介もままならないのに、既にお友達ができている様子です。
 竹芝桟橋からお見送りする保護者としばしのお別れをして、いざ出航!!東京湾の海の色を見ながら「汚いね」なんて言っていましたが、明日の今頃には続いているはずの海が全くの別色になっていることでしょう!

 

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私たちの乗船したおがさわら丸は1000人が乗れる大きな船です。船を見て回るだけでも大変です。その大きな船の団体用個室でツアー一行は過ごすことになります。
 改めて自己紹介のイベントを催しましたが、既に船内ではトランプやウノが始まっていて、あちらこちらで名前を確認し合いコミュニケーションを取っている模様。父島に到着する頃には全員が名前を呼び合えるようになりました。

 初日は体力が有り余っているため、中々寝付くことができませんが、次の日の午前中には海で遊ぶプログラムが予定されています。気持ちは分かるけれど、今日は頑張って眠りましょう!!オヤスミナサイ…。

 

【7月25日(水)】2日目
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おはよう!!
 予定の起床時間より遥かに早く目が覚めて、ワイワイガヤガヤの一行。船のデッキに出てみると、あの汚かった海に異変が!!海の色が茶色から青に変わっているではありませんか!!

父島がいよいよ近付いていることがうかがい知れます。しかし、到着時間まではまだ随分と時間があります。そこで『おがさわら丸』の船内見学会を催してもらい、普段は行くことができない機関室や操舵室に行くことになりました!
 機関室は蒸し暑く、音がうるさく、とても長居ができる場所ではありません。この力強い音が、私たちを含めたたくさんの人や物を運んでくれるわけです。昔は都心まで数日かかっていたものが『おがさわら丸』に変わり、片道25時間で行き来することができるようになったのです。
 操舵室は船長さんが『おがさわら丸』のことを説明。みんな真剣に耳を傾けていました。室内には航海図など興味深いものがイッパイ!いろいろと手に取り質問をしていました。操舵室では班毎に班長が船長帽を被って記念写真を撮りました。

『おがさわら丸』について学んだ後、デッキの方に人だかりが。「何かあるのかな?」と外を見てみると島が見えてくるではありませんか!!いよいよ私たちがたくさんの思い出を作る場所『父島』がすぐそこに!!あと数分で上陸です!!
 父島に上陸するとそこは南国です。とても暑いです。宿まで数分ですが、みんな「疲れた」「暑い」と弱音を吐く部分が…。しかし、着替えて父島1日目のプログラム『グラスボートに乗ってイルカウォッチング』が始まると、それまでの弱音がどこ吹く風。ミンナ一気に大興奮!期待を旨にグラスボートに乗り込みます。
 グラスボートから見る海は感動です。たくさんの魚が海の上から見えるほど、透き通っていいます。目線を下から前に移すと、そこには無数の青が!一色では表せない、無数の種類の青がそこに広がっています。海の色を見ているだけでもまったく飽きてきません。時間が経つほど表情を変える魅力的な色なのです。
 しかし、残念なことにグラスボートがイルカの生息するポイントへ行くのですが、どこに行ってもイナイ…。イルカに逢いに行くことを楽しみにしていた子には残念でしたが、その後に訪れるたくさんのイベントでイルカを凌ぐ思い出を作ってもらったらと思いました。

 

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イルカポイントから次に行く『南島』は無人島です。サメ池と呼ばれる普段はサメがたくさん休憩しているポイントの岸にグラスボートを付けて上陸します。サメは2匹程しかいませんでしたが、ミンナは大興奮!!険しい山道を通って目的の海岸に行くのですが、疲れた様子はうかがえませんでした。山道を過ぎると白い砂浜にエメラルドグリーンの扇池がありました。ここで、今ツアー初の海水浴タイム!!みんな我先と海に入り、ご満悦の様子。それぞれの楽しみ方で初小笠原の海を堪能していました。みんなは海の色に感動はしても、楽しむことが最優先のご様子。そこかしこにある笑顔が海以上にキラキラとしていました。しかし、それはまだ序章に過ぎません。短い南島に名残惜しそうなミンナは更なるポイントに移るため、またグラスボートに乗ります。

次なる場所は兄島海中公園です。公園といっても施設はなく、海の中を楽しむ場所です。そこではグラスボートから見える海底に、魚を詰めたカゴを海中に置きます。すると…無数の魚たちがカゴに詰められた魚を食べに集まるのです。その魚たちは大きいものがいれば、小さいものいます。無数の色で彩られた魚もいて、子どもたちは食入るように見ています。たくさんの魚たちが群がっているカゴに黒くて長い生き物が!ウミヘビもこのカゴの魚を狙ってやってくるのです。ウミヘビは他の魚と違い、身体が細いため、カゴの中に入って魚を食べてしまうのです。そのクネクネとカゴに入る様子が間近で見られるとあって、ミンナは驚きと発見の連続だったようです。
 海中公園はただ見ているだけでは楽しくありません。今度はミンナがその無数の魚がいる海に飛び込む番です。グラスボートには飛び込み台があってミンナはそこからドンドンと飛び込んでいきます。3m程の高さから飛び込むのは勇気がいりますが、男の子よりも女の子の方が平気で飛び込んでいきます。中には素潜りで、3m程の海底にいるナマコを取ってきてミンナに見せている子もいました。たくさんの魚がいる中で自分も同じ場所で泳ぐのはあまり体験できることではありません。素敵な体験をしていたら、もう夕方です。宿に戻って小笠原初日の夜を迎えることになります。
 宿に戻ったみんなは、隣にあるレストランで
小笠原料理
に舌鼓を打ちました。小笠原名物のポキ丼と…ウミガメの刺身!!小笠原ではウミガメを食す習慣があり、私たちもそれに倣って美味しくいただきました。
 小笠原での初日としては盛りだくさんのスケジュールで、ミンナは食事の後は就寝へ。また明日も朝から海三昧!!期待を胸にオヤスミナサイ。

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【7月26日(木)】3日目
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おはよう…
 さすがに昨日の疲れでお寝坊さんがたくさんいるかと思ったら、起床予定より早くも、子どもたちの盛り上がる声が…。さすがです。昨日の疲れがウソのように朝から元気元気。朝食を済ませた後は山を越えた場所にある海岸で遊びます。
 

 起床した頃は雲っていた天気は、海岸へ出発する頃には晴れて暑いです!一山超えて訪れるその場所にたどり着くまでには徒歩で30分あります。さすがにミンナも「暑い」「疲れた」のオンパレード、暑さにダラダラとなる気持ちのピークに海岸が見えてきました!本日最初の海岸である宮の浜はサンゴ礁で覆われた海岸です。山の上から見えるその海岸は昨日行った場所とはまた違い、サンゴの色と海の色が幾重にも折り重なっています。
 それまでのブーイングはどこにいったのか、ミンナは気持ちが抑えられない様子です。海岸に到着し、準備運動を済ませるとミンナは海へまっしぐら。サンゴはその美しい姿とはウラハラに肌をかすめるだけで大けがをしてしまいます。それに気をつけながら沖の方へ出て行きます。遠浅のこの海岸は、すぐに足がつくので安心です。泳ぎが苦手な子もいましたが、海中に広がるサンゴとそこに集まる小さな魚たちを見るだけでも楽しい様子です。水中メガネをしながら、いつの間にかバタバタと泳ぎ始める一幕もありました。美しい海はそれだけ集中してのめり込んでしまうのですね。
 一通り、泳ぎ終わった後は班対抗のスイカ割り大会をしました。自分たちの班が割れるように、他の班はデタラメの場所を言い合い、プライベートビーチ状態の浜が一気にお祭りになったようでした。ようやく割れたスイカはとても甘く、美味しかったです。
 スイカ割りが終るとお昼ゴハンの時間です。また来た道を戻るので、ミンナはまたブーイングです。午後もまた別の海岸で泳げることをモチベーションを高める材料とし、テクテクと来た道を戻りました。

 

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 お昼が終ると、飛び込み組と海岸で泳ぐ組みと分かれて行動しました。どちらも宿から5分くらいの場所ですが、趣がまったく違います。飛び込み組は地元の子どもたちが遊び場にしている灯台がある場所から飛び込みます。浅い場所はなく、一気に深くなる場所です。潜ってもそこが見えない場所なので、恐怖心が芽生えたようで、さすが現地の子が遊ぶだけあって上級者向けの場所だったようです。
 海岸で遊ぶ組は大村海岸という場所で午後の海水浴をしました。ここの海岸は白い砂浜(一部はサンゴの死骸)があり、ここもまた、水が透き通っていて、海面からもたくさんの魚がいることがうかがい知れます。サンゴが無い海岸なので、サンゴで怪我をする危険を考えずに思う存分海を楽しみました。
 不思議なことに、どこの海岸でも波が無く安心して泳げました。これも小笠原の魅力なのでしょうか、鏡のような海面を見ているだけでも十分に時間が過ごせます。

  夕方になると、飛び込み組みも海岸組も集まって、夕飯のカレーライス作りに挑戦しました。今まで包丁を握ったことの無い子、や台所に立ったことの無い子など、初挑戦の子が多数ですが、ミンナで役割分担をし、とってもおいしいカレーライスができました!
 夕飯の後は、ミンナが家から持ってきた牛乳パックを再利用したハガキ作りに挑戦しました。小笠原だからこそのハガキ作りということで、島の植物であるハカラメを一緒にしハガキの一部のように作っていきます。このハカラメという植物は葉っぱから芽が出てきて、そこから成長し、花が咲くという植物です。出来上がったハガキがお家に送られたときにはハガキから芽が出てくるという素敵なものです。それぞれのツアーの思い出を閉じ込めたハガキはそれぞれに特徴がある作品に仕上がりました。
 明日は早いようで短い小笠原での最後の海遊びが待っています。さすがに疲れた様子のミンナは、就寝時間前にグッスリと眠っている様子です。残り少ない時間をミンナと大切にし、最初はよそよそしかったミンナは、いつの間にか家族のように生活をしています。海での思い出も素敵ですが、そこに新しくできた友達の思い出を添えてもらえることを願いながら、小笠原2日目は終了です。オヤスミナサイ。

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【7月27日(金)】4日目
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 おはようございます!!
 さすがにミンナは眠たい模様です。しかし、今日で海に入れるプログラムは終了してしまいます。1分1秒でも長く海に入るためにはスケジュール通りに過ごさなければなりません。本日行く海岸は乗り合いバスに揺られていく場所です。さすがにバスの時間はずらせないので、ミンナは眠たい目をこすりながら起きてきます。しかし、徐々に意識がハッキリしてくるとボルテージが上昇!早くも海モードに切り替わっています。
 用意を済ませ、バスに乗って行くツアー最後の海岸は境浦です。ここは旧日本軍の貨物船が座礁して、今でも沖にその姿がある海岸なのです。連日天気が良く、雨にも見舞われない晴れ女、晴れ男ばかりのミンナは座礁船があるその海岸を見ると大はしゃぎです。一刻でも早くその場所にたどり着きたくウズウズしています。
 準備運動を済ませると、座礁船に向かっていきます。海岸から見るその船は小さくて、すぐそばにあるように見えましたが、実際に近くにいってみると、30m〜40mあるだろう大きな鉄のかたまりが迫力ある表情で佇んでいます。後を振り返ると岸は100m以上も離れています。この海岸の海の色も素敵ですが、赤く錆びたその船とのコントラストが非常に印象的で、海の色以上に心に宿す感覚がありました。その座礁船のそこを水中メガネで見てみると、たくさんの黒い固まりがあります。よくよく見ると、それはサメの大群でした。人を襲わないそのサメは日中にお休みをして、暗くなり始めると活動するサメだそうです。一瞬驚きましたが、説明を聞いて安心しました。しかし、ミンナは怖がる様子もなく、興味津々にサメの姿を見ていました。
 

  最後の海は午前、午後とも同じ場所です。午後も楽しく泳ぐためにも休憩は必要です。お昼ゴハンをミンナで食べてから、波打ち際でしばらくビーチコーミングをしました。ガラス瓶のかけらが、海にさらされて角が丸くなったシーグラスをミンナは競争して集めていました。その他にも貝殻や白くなったサンゴなど、それぞれの思い出となるものを集めていました。
 午後の海水浴は宿から持ってきたパンの耳を魚にあげました。次から次へと色とりどりの魚が集まってパンの耳を食べていきます。海中に潜らなくても透明度が高い小笠原の海は海面から見ていても食べる様子が見えます。もちろん、海底も海面から見えるので、先ほどいたサメもよく見ると海面から見ることができました。
 たくさん遊んだ小笠原の海は今日で本当におしまい。ミンナの充実した顔が見て取れます。その顔は出発前に見た顔とは違い、ミンナ真っ黒!!十分に堪能してくれた証かもしれません。

 



 

 

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  宿に戻り、これからはミンナの密かなメインイベント『おみやげタイム』です。限られた金額の中で家族や友達分まで買いそろえるのは並大抵のことではありません。「これと、これを買ったらこのお札で足りる?」や「これを頼まれたのだけれど、どこにあるか分からない」等、時間をたっぷり取ってあっても足りないほど、ミンナは迷っている様子です。小笠原名物の塩やパッションフルーツの加工品、現地の人が履いているギョサンと呼ばれるサンダル等々。たくさんの品から選ぶのは大変かもしれませんね。
 やっとのことで取りまとめたおみやげの数々はどの子にとっても大切なものです。貰った人が喜ぶことを想像しておみやげタイムは終了です。
 マダマダある小笠原生活3日目。夕方の時間になるとこれまた名物であるサンセットを山の展望台から見るというものです。三日月山のてっぺんにあるウェザーステーションから見えるサンセットは感動モノということで、山道を40分かけて登り、その感動を体験すべく登り始めました。
 体力的にそろそろピークかと思われたミンナの体力ですが、マダマダ元気。夕方とあって、涼しくなった影響か、走って登る子もいました。さすがに40分の山道は疲れた様子で、ウェザーステーションにたどり着く頃は少々ぐったり気味です。しかし、眼前に現れた日の沈む瞬間はとても感動的でした。ミンナもそれまでガヤガヤしていたのに、その瞬間に限っては一様に黙って、その瞬間を見守っていました。残念なことに、少々曇り気味で、日の入りの瞬間はハッキリとは見えませんでしたが、現地のガイドさん曰く、「雲がある方が、光の放射が分かりやすくて奇麗」ということでした。海だけではないキレイなものをまた1つ体感しました。 
 ウェザーステーションは高台にあるため、この日は隣の母島も見ることができました。凪の海は本当に鏡のようで、山や空を大きく写し出していました。3月頃にはその場所からクジラが見えるそうです。

 ここで今日最後のプログラムではなく、小笠原には明日の昼過ぎに出航です。小笠原最後となる夜を楽しむために花火大会をしました。ウミガメの産卵地である父島はウミガメに気を配って行動しなければなりません。私たちは大々的ではなく、ささやかな花火大会です。手持ち花火だけの物でしたが、ミンナはとても喜び、はしゃいでいました。これで小笠原3日目のプログラムは終了です。いよいよ明日は最後の日です。どれだけの思い出を持って帰れるかが試される大事な時間を過ごしてもらうことを願い、就寝しました。オヤスミナサイ。

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【7月28日(土)】5日目
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 おはよう…ございます。
 今日は小笠原最終日です。今日は早く起きて荷物整理からスタートです。どの子もカバンのまわりにお店を開いた状態で、来た時と同じ状態にしなければなりません。ミンナはそこで悪戦苦闘していました。起床時間が早いため、半分眠っている子も多く、中々はかどりません。一生懸命に詰め込んで、何とか形にすることができたようです。しかし、カバンを閉めたそばから新たな持ち物が出てきてしまい、何度も開けては閉めるの作業を繰り返していました。がんばれ!
 本日最後のプログラムは海洋センターにてウミガメの生態についての勉強と、実際にウミガメのお世話をする体験授業をしました。初めにスライドで生態を学び、途中で質問をされるのですが、事前に勉強してウミガメの知識があったようで、所々で挙手をして積極的に答えていきます。ビニールゴミを海に捨てることでウミガメが魚と間違えて食べてしまっている現状や、乱獲で数が減ってきたこと、産卵した卵がどれくらい孵化して、誕生した子ガメが大人になるのは全体の何%かといった内容を学びました。夏休みの宿題にしている子も多く、真剣な表情で聞き入っていました。 
 

 続いては産卵された卵を人工的に孵化させるためのお手伝いをしました。宿の前にある大村海岸は繁華街の前の海岸でもあります。ウミガメが付加する際、どうして海に向かうのかは、月明かりに照らされた海が目印になって光の方向に進むと言われています。大村海岸は電気の光がたくさんある場所なので、間違って街の光に向かい、道路で車に轢かれてしまうことがあったため、大村海岸で産卵された卵に関しては、海洋センターに持ち帰って人工的に孵化をさせるそうです。その卵を1つひとつ丁寧に手で並べていきます。重大任務をまかされたミンナは慎重になりなが大事そうに卵を並べました。
 次に、孵化した子ガメにエサやりやウミガメがいる水槽を掃除するお手伝いをします。生まれたばかりのウミガメの赤ちゃんはとても愛くるしくって見ているだけで癒されます。この子たちが大人になるのは数十年かかるそうです。元気に成長して多くのウミガメが小笠原の海に戻ってきて欲しいものです。大きなウミガメの甲羅についた藻などをタワシでこすり落とす作業をしました。実際に見るウミガメは大きくて迫力があります。足の付け根部分は柔らかくてプニプニしています。 

最後は30cm程育ったウミガメに名前をつけて放流しました。名前はそらまめキッズアドベンチャーのキャラクターである『まめ太』の名をもらい、大海原へ旅立ちました。旅立つ後ろ姿を見ながらミンナは「まめ太〜!!」「また帰ってこいよ〜」「元気でね〜」とまめ太に声をかけていました。

 

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  さぁ、そろそろ小笠原とお別れのときです。海洋センターを後にしたミンナは宿に戻り、最後の荷物整理です。ここで忘れ物をしてしまうと1週間は返ってきません。しっかりと、確認をしてから、行きに乗ったおがさわら丸が佇む港へ向かいます。宿のご主人に挨拶を済ませたみんなは、名残惜しい気持ちをいっぱいに残して小笠原を後にします。
 港に着くとそこには竹芝桟橋に帰る乗客以外に、島の人がたくさんお見送りをしています。『蛍の光』がBGMで流れ、島太鼓を打ち鳴らし、盛大なお見送りをして下さいました。船に乗り込むのが辛い一幕です。現地でお世話になったツアーガイドさんは乗船したミンナに向かって「また来いよ〜!!」と、いつまでも手を振りながら見送ってくれます。ミンナもそれに対し「また来るよ〜!!」「帰ってくるよ〜!!」と大きな声で応えていました。
 銅鑼の音で就航し始めても、お見送りに来たたくさんの人たちが、いつまでも、いつまでも手を振ってくれます。小さくなって見えなくなると、今度は船のまわりにクルーザーたちが大挙してお見送りをしてくれます。お世話になったピンクドルフィンもそこにはいました。沖に出るにつれて、一艘、また一艘と島へと折り返していくのですが、クルーザーに乗っている人たちが、ドンドンと飛び込んで最後までミンナを楽しませてくれます。ふと遠くからキラキラした光を感じ、光の方に目線を移すと、夕日を見たウェザーステーションから鏡の反射でサヨナラの合図をしていました。島全体が盛大にお見送りしてくれるのは、小笠原の名物と聞いてはいましたが、実際に目にするととても感動的でミンナが言っていた「また来るよ〜!!」が本当になりそうなくらい、素敵でした。

  青い海を目に心に焼き付けたミンナは、また行きと同様に25時間の船旅が始まります。帰りは、ミンナがミンナ家族のように仲が良くなっているため、どの子ともコミュニケーションができていて、長い時間ながらも楽しく船旅ができそうです。トランプやウノに相変わらず盛り上がり…行きの船では「ねえ」「お前」とか呼び合っていたミンナも、帰る頃にはあだ名で呼び合ってカードゲームに興じていました。
 夕飯を済ませて就寝の時間になり、行きの船のようになかなか寝付けないかと思ったら、さすがに荷物整理のため起床時間を早めたおかげで、就寝時間にはミンナしっかりと寝てしまいました。
 明日はいよいよお迎えが待っている始まりの場所に戻ります。お父さんやお母さんにその姿を見てもらった時、一回りも二回りも大きくなったと思ってもらえたらと思い、いつの間にか眠ってしまいました。オヤスミナサイ…。

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【7月29日(日)】最終日
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 小笠原大冒険ツアー最後の海です。起床後海を見ると海はまだ青いです。しかし、あと数時間経つと、この海の色も残念な色になること考えると切なくなります。
 朝食を済ませたミンナはあと数時間に迫った到着時間を前にしてなんだか様子が違ってきました。ミンナが持っているツアーパスポートのアドレス帳欄にツアーで友達になった子とアドレス交換をしています。竹芝桟橋に到着するとミンナはバラバラにそれぞれの家に帰っていきます。せっかく、短いながらも一緒の時間を共にしたミンナは共に名残惜しく、ツアーの思い出を共有すべく少なくなってきた時間を大事に使っていました。

そろそろ、到着の時間となる頃には海の色も濁り、浮遊するたくさんのゴミを見ることができました。小笠原では想像できないような光景をミンナが目にした時、口を揃えて「これはよくない」「ゴミは捨ててはダメ」と言っていました。何かを感じてくれたようで、ミンナが大人になる頃に期待感を持たせてくれました。

 

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 到着の頃には空の色もどんよりとして濁っていました。楽しかった5泊6日も解散式を終えるとサヨウナラです。おがさわら丸から下船するとお父さん、お母さんが迎えにきてくれていました。その姿を見たミンナはなんだか照れくさそうでした。解散式も無事に終え、あっと言う間にツアーが終ってしまいました。盛りだくさんでお届けした今ツアーですが、また来年もミンナの顔が見れたらと思い、引率スタッフもそれぞれの家路につきました。
 また行きたいなぁ…。

 
【写真色々・・・】

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海底にはサメがいましたよ!

 

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ウミガメのタマゴについて学びました。

 

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『まめ太』にタグを付けました。痛そう…

 

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出発前の『まめ太』

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また小笠原に帰ってきてね!

 

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産卵のお手伝いをするみんな。

 
自然体験

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